PM2.5 の発生源を解析
このような研究の積み重ねが問題解決の早道になることが多いです。
以下引用。
微小粒子状物質(PM2・5)による大気汚染について、日本、中国、韓国の研究者らが、中国方面から北西風が吹き、日本や韓国でPM2・5が高濃度で観測される時、その成分中に、中国で産出されるレアアースの一種、ネオジムの濃度が高まることを突き止めた。
日本の大気汚染物質のうちどの程度が中国からの飛来分かははっきりしておらず、ネオジムを目安とした発生源解析が注目される。
研究を進めているのは、埼玉県環境科学国際センターの米持真一研究員、呂森林・上海大学教授、李起浩・済州大学教授ら8人。研究者らは中国・北京 と埼玉県加須市の2か所で、大気中の化学反応により変化しにくい金属元素について、PM2・5中の成分を調べた。なかでも、日本国内にも発生源がある鉛な どと違って、日本で産出されないレアアースに着目した。
引用終わり。
国外から流入している状況証拠はあったのですが、中国からだとする根拠がこれまでありませんでした。
PM2.5 は国内でも発生していますので、対策のあり方を考えるのに役立つ研究だと思います。
本日のオキシダント濃度
0.040ppm
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