コラム 「衣料用繊維」
ホームページのコラムに「衣料用繊維について。」を追加しました。
化学繊維の中でも再生繊維は化学合成をしませんので、天然繊維と組成がほとんど同じです。(主にセルロース)
ただ、最近はペットボトルから再生したポリエステル繊維も再生繊維と呼ばれることがあります。
こちらは明らかに天然繊維とは異なりますので、気を付ける必要があります。
本日のオキシダント濃度
0.064ppm
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アトピー&化学物質過敏症の患者です。
ちょっとした疑問です。衣料用繊維が石油系ならば、その衣料に石油系の化学合成で作られた香料や、何かを吹き付けた場合は、どうなるのかな?という素朴な疑問です。
(漢方内科の先生に「あなたは、石油系の臭気に弱いみたいだ」と言われたので)
投稿: カモメ | 2013年6月 4日 (火) 02時01分
カモメさん、こんにちは。
正直なところ、ケースバイケースだと思います。
石油系と一口に言っても、香料や溶媒の種類が違えば性質がまるで違います。(染み付いてしまうケースもあると思う)
最近流行の香料が強い洗剤や柔軟剤については要注意です。
「石油系の臭気」と言われた場合は、普通、ガソリンや灯油、石油系溶媒などを指すと思いますので、その系統で考えれば良いのではないでしょうか。(先生の意図を聞かないとわかりませんが)
そういう意味ではドライクリーニングはかなり危険だと言えます。
投稿: せいちゃん | 2013年6月 4日 (火) 08時07分
丁寧な解説ありがとうございます
>先生の意図を聞かないとわかりませんが
私は、アルコール除菌薬&塩化ベンザルコニウム系の除菌剤&香水、空間消臭剤等で化学物質過敏症の発作が出るタイプで、それらはすべて石油系で作られているのが多く、その意味です。
もう1つ、化学に弱い私の素朴な疑問です
抗菌剤等で塩化ビニールタイルなどが溶けたときその蒸発と、元々あった塩ビの毒素は混ざり合って揮発(室内空気汚染)するのでしょうか?
どこで調べたらよいか大変困っていたので、ここのコメント欄とは違うと思うけれど。
投稿: カモメ | 2013年6月 4日 (火) 10時21分
追伸
>最近流行の香料が強い洗剤や柔軟剤については要注意です
まさに、そのとおりです。
この匂いがすると、頭痛、腹痛、下痢、微熱、めまいと大変です。
投稿: カモメ | 2013年6月 4日 (火) 10時28分
カモメさん、こんにちは。
除菌用アルコール(エタノール)は発酵法で作られているものが多いです。
また、香料も天然物が原料となっていることが多いですので、石油系と言ってしまうと語弊があるかなと思います。
塩ビ(ポリ塩化ビニール)が分解してモノマー(クロロエチレン)が発生したりしている場合は問題があると思います。
日光(紫外線)があたるような場所だと特に劣化が早くなります。
クロロエチレン自体が発がん物質で毒性があります。
抗菌剤とどのような反応をするのかまではよくわかりません。(これもケースバイケースだと思う)
投稿: せいちゃん | 2013年6月 4日 (火) 21時02分
>塩ビ(ポリ塩化ビニール)が分解してモノマー(クロロエチレン)が発生したりしている場合は問題があると思います。
日光(紫外線)があたるような場所だと特に劣化が早くなります。
クロロエチレン自体が発がん物質で毒性があります
大変助かりました。ありがとうございました。
投稿: カモメ | 2013年6月 4日 (火) 23時31分