浄水場でホルムアルデヒド検出
第一報があったのは昨日の夜なので、ご存知の方も多いと思います。
以下引用。
千葉、埼玉県の利根川水系の浄水場3か所で処理済みの水道水から国の基準(1リットルあたり0・08ミリ・グラム)を超える化学物質ホルムアルデヒドが検出された問題で、千葉県の1か所は19日も基準を上回った。
また、千葉、群馬県の別の浄水場では処理前の原水が基準値を上回った。取水を停止したのは3県の5浄水場となり、そのうち千葉県の3か所では同日午後も取水停止が続いた。
千葉県では、野田市で、19日午前9時35分から約4万6000世帯で断水し、市が給水活動を開始した。柏市も正午から市内全域の約15万 3000世帯で断水。我孫子、八千代両市も午後から断水するほか、市川、松戸、船橋市の3市も断水する可能性があり、各市は給水車の準備を進めている。
処理済みの水が国の基準を超えた3か所のうち、同日午後も取水を停止したのは千葉県の上花輪浄水場(野田市)。埼玉県の行田(行田市)は、利根大 堰付近の原水に塩素と反応させて生成したホルムアルデヒドの濃度が基準値を下回ったため取水を再開。庄和(春日部市)は取水を続けている。原水が基準値を 上回ったのは、千葉県の北千葉(流山市)、群馬県の東部地域水道(千代田町)の2浄水場。北千葉では同日午後も取水を停止した。そのほか、千葉県の栗山浄 水場(松戸市)は、基準を超す恐れがあるとして同日未明に取水を停止し、朝に再開したが、正午前から再び停止した。
埼玉県の検査では、同県熊谷市や群馬県高崎市など5地点でホルムアルデヒドが通常より高い濃度で検出された。埼玉県は、樹脂や合成ゴムの製造など に用いられる化学物質「ヘキサメチレンテトラミン」が原因の可能性もあるとみている。利根川水系上流の烏川(群馬県)周辺に、この物質を取り扱う会社が複 数あるといい、埼玉県と群馬県が調査している。
北千葉浄水場を運営する北千葉広域水道企業団は「川の水で今回の数値が検出されても健康に影響することはない。取水を停止しているので、現在供給されている水道水にはまったく問題がない」としている。
引用終わり。
ホルムアルデヒドは水溶液の状態では気化した状態より毒性は弱いですが、それでもかなり心配な状況です。
まだ原因がはっきりしていないので何とも言えませんが、早く終息してほしいですね。
本日のオキシダント濃度
0.069ppm
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