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2008年12月30日 (火)

シベリアからオゾンが

日本の周りには危険がいっぱいあるようです。
以下、記事を引用します。
オゾン:シベリアから日本へ 森林火災で流入、越境汚染も

 シベリアの森林火災によって、光化学スモッグの原因となるオゾンの濃度が日本でたびたび上昇していたことが、国立環境研究所(茨城県つくば市)の分析で分かった。地球温暖化の影響で大気が乾燥し、米アラスカ州やシベリアなど北方での森林火災が拡大すると懸念されており、今後シベリアからの越境汚染が問題になる恐れがある。日本気象学会誌に発表した。

 同研究所の谷本浩志主任研究員(大気化学)は1998年から、北海道利尻島に設置した観測所で、オゾンのほか、森林火災で増える一酸化炭素の濃度を観測してきた。

 その結果、04年末までの7年間に、森林火災で発生したオゾンを含んだ大気が利尻島に流れ込んだケースが16回確認された。シベリアから流れ込む様子は、人工衛星の画像データでも確認できた。

 また、03年4月と同年5月に各1回あった森林火災では、平均50ppb(1ppbは10億分の1)だったオゾン濃度が40~60%増え、国内の環境基準の60ppbを一時的に上回っていた。

 国連食糧農業機関(FAO)によると、ロシアでは森林火災によって、新潟県の面積に匹敵する年約127万ヘクタールの森林が焼失し、大半は火の不始末など人間の活動が原因だという。

 谷本さんは「中国の急激な経済成長で日本列島へのオゾン流入が増えているが、北海道や東北地方では特に、シベリアの森林火災の影響を監視する必要がある」と話している。【田中泰義】

毎日新聞 2008年12月29日


引用終わり。
この件は私の住んでいる関西には直接の影響はないようですが、東日本や北日本に住んでいらっしゃる人は注目しておいた方が良いかもしれません。

本日のオキシダント濃度
0.041ppm

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化学物質過敏症」カテゴリの記事

コメント

せいちゃんさん、こんばんは。今年も明日一日になりましたね。
私が住んでいる道東の町はオホーツク海に面しています。
何と明日は吹雪の予報ですが、予想最高気温がプラス1°なんですから…驚きです(?_?)
20年くらい前には有り得ないことでした。
流氷も年々減ってます。地球温暖化の影響を実感します。
それに追い討ちをかけるのが、人の不始末による火災でオゾン濃度の増加ですか…!?
来年も思いやられますね(-o-;)
とは言え前向きに、良いお年をお迎え下さいm(_ _)m

としえさん、こんにちは。
こちら関西では、最低気温がプラス1℃で強い冷え込みなどといっています。(北海道とは感覚が違いますね)

西日本では中国からの越境汚染の影響が大きいので、こちらの方が気がかりです。

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