工場爆発事故
製造現場にいる専門家の人数が少なくなっているのではないかと思います。
以下引用。
三重県四日市市の「三菱マテリアル」(本社・東京都千代田区)四日市工場で作業員5人が死亡、12人が負傷した事故で、爆発した水冷熱交換器内で生成される発火性の高い化合物「シリコシュウ酸」が発火し、水素爆発が起きた可能性が高いと同社がみていることがわかった。
熱交換器には293本のチューブがあり、半導体の原材料製造に使ったガスを通して冷やす。爆発はチューブ内にたまった副生成物を洗浄するため交換器の蓋を外す作業中に起きた。
同社によると、爆発は交換器内で発生した水素が原因とみられているが、発火源はわかっていない。
シリコシュウ酸は、洗浄準備で副生成物を水と反応させて安定化させる途中ででき、摩擦や衝撃で容易に発火する。同社によると、人が踏んだり、金づちでたたいたりするだけで発火することがある。
引用終わり。
別の報道では手で触って冷たければ安全と判断していたとのことで、管理がずさんすぎます。(温度計を使っていない・・)
製造現場の作業員が正社員から派遣労働者に入れ替わりつつあり、このような事故は今後もっと増えるのではないかと思います。
本日のオキシダント濃度
0.034ppm
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