コラム 「オゾン」
ホームページのコラムに「オゾンとは何か。」を追加しました。
最近のイオンを発生させるタイプの空気清浄機からも微量のオゾンが出ています。
オゾンにも消臭効果や VOC を分解する作用がありますので、一概に悪いとは言えないのですが、注意は必要だと思います。
本日のオキシダント濃度
0.059ppm
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ホームページのコラムに「オゾンとは何か。」を追加しました。
最近のイオンを発生させるタイプの空気清浄機からも微量のオゾンが出ています。
オゾンにも消臭効果や VOC を分解する作用がありますので、一概に悪いとは言えないのですが、注意は必要だと思います。
本日のオキシダント濃度
0.059ppm
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コラムのオゾンの説明ありがとうございました。
車の消臭にオゾンの効果を先日体感しました。私のようなCS患者本人は反応するので誰かにやってもらうなどして危険な部分と便利な部分とを理解して使用すると少し役に立つようです。
常に発生している物の購入は控えます。
投稿: ふらっと | 2009年8月21日 (金) 04時58分
ふらっとさん、こんにちは。
参考になったようでよかったです。
オゾンが体にいいとしているホームページを多く見かけますので、間違った知識が広まると困るなと思っていました。
電化製品から発生するオゾンの濃度は低いですから、直接ふれないようにすれば問題はないと思います。
投稿: せいちゃん | 2009年8月21日 (金) 08時09分
いろいろとオゾン関連の話題を探していて見つけました。書かれている内容に多少の誤解があると思います。
まず毒性(中毒と書くと麻薬中毒やアルコール中毒のような常習性と勘違いをされるケースがあるので毒性と書いています)に関してですが、もちろん書かれている事は間違いではないのですが、恐らく勘違いなさっています。
ここで説明されているような高濃度はもちろん、低濃度の中で比較的濃度が高い状態にすら一般人が使う機械ではあまり発生する事はありません。まして、人が死ぬような条件が成立させる事は非常に難しく、オゾンが直接的な原因で死んだ人が存在しない事でもそれは明らかだと思います。(←これを知らずに人が死ぬと強調しているサイトが多いんです)
光化学スモッグの件も、確かに主成分はオゾンで、検出の基準としてオゾンが測定されるのも事実なのですが、悪影響を及ぼす一番の原因がオゾンという訳ではなく検出しやすいものだから基準として使われている訳です。
これは例えば水道局が「水の味がおかしい」などと言われた際に、塩素の濃度を測定して、塩素が十分な濃度であれば異常なしとする場合と同じです。塩素が充分であれば異常なしだから塩素は体に良いのか?と言う事でなく、水にとって一番危険である雑菌が繁殖できない状態だから安全と言う事で、雑菌より塩素が判定しやすいから利用されている訳ですね。
それから、専門業者で0.1ppmのオゾンを臭わせてもらえば判りますよ。0.1ppm以上もオゾンを空間にため込む事が出来るコピー機なんて存在しません。都市伝説みたいなものです。
オゾンは直接体に良いとは限りません(濃度を適度にコントロールしたものであれば、美容に使われる場合もありますがむしろそちらが特殊です)けど、それを超える危険性のあるものへの対策として使用している訳です。単独で論じる性質のものではなく、これまで衛生管理で使用していた塩素などと比較してどうであるかと論じるべきであり、塩素と比較すると安全で強力な除菌成分であると考えられます。
投稿: 中村 | 2009年8月21日 (金) 21時57分
一つ書き忘れていましたので追記します。
オゾンはVODに関して言うほど期待できるような分解能力はありません。シックハウス対策でしたら、部屋を温めて換気する手段が一番効果があるかと思います。
投稿: 中村 | 2009年8月21日 (金) 22時15分
中村さん、こんにちは。
化学にかなりお詳しいようですね。
コピー機からのオゾン発生量については実験データがありまして、古いタイプのコピー機では作業基準(0.1ppm)を超える例があります。(基準が必要になったのはそれを超えているケースがあったから)
オゾンに限らず化学物質による体調への影響は、化学物質過敏症患者の立場で書いていますので、健康な方が見ると誇張ではないかと感じる面もあるかもしれません。
患者さんの場合、 0.1ppm 以下のオゾンでも健康被害を受ける可能性があり、ブラウン管テレビやコピー機に近づくことができない方も多くいらっしゃいます。
ベイクアウトに関しては、接着剤の成分が熱分解して新たな VOC を生成するなど危険性がある割に効果が限定的であることから、近年あまり行われなくなってきています。
投稿: せいちゃん | 2009年8月22日 (土) 08時23分
元々巡回していないものでコメントが遅くて申し訳ありません。
体質によっては非常に難しい状況になるのだろう事は判りましたが、恐らくこれはオゾン自身ではなく、同時に発生する微量の窒素酸化物のせいでは無かろうかと想像します。こればかりは、純粋なオゾンと比較してもらうくらいしか確認の手段はないですが。(一応オゾンランプ方式の方がオゾンの質が良いとされています)
ちなみに実は僕も最初はオゾンが苦手でしたが、僕は取り立てて病気でと言う訳でもなく、普通に慣れてしまいました。ただ、オゾンの効果はそれなりに感じますし、いいものではあるのですが化学物質過敏症の方にはどう対処したらよいのでしょうね。 ちなみに、化学物質過敏症は病院では何科の扱いになるのでしょうか?
インフルエンザなどを感染させない為には非常に有効な手段ではあると思うのですが、オゾンが待合室に導入されてしまった場合はどう対処するべきなのだろう、とそこだけが気になる点ではあるのです。
投稿: 中村 | 2009年8月27日 (木) 11時41分
中村さん、こんにちは。
光化学スモッグが農作物に与える影響の研究では、温室内に一定濃度のオゾンを供給する手法が使われているようで、オゾンが主犯だと考える研究者が増えてきているようです。(もちろん、確定ではありませんが)
化学物質過敏症を診断しているのは、アレルギー科などに設置されていることが多い化学物質過敏症外来やシックハウス診療科などです。
ただ、全国的にも数が少なくて、私は関西在住にも関わらず東京の病院に行っています。
病院は消毒等されていますので、オゾンの有無にかかわらず、患者にとってはあまり近づきたくない場所の一つです。(実際、病院に行くことができない患者も少なくない)
投稿: せいちゃん | 2009年8月27日 (木) 14時36分